疲労の原因となる日常習慣

生理痛をはじめとした女性特有の症状は、他人にはなかなか理解してもらえないものですが、それだけに症状が深刻な場合には、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。例えば、PMS(月経前症候群)は、生理がはじまる1、2週間前ごろから不快な症状があらわれ、生理がはじまると症状がよくなるものですが、この間は頭痛や下腹部の痛み、胸の張りや痛み、体のむくみ、疲労感などに悩まされ、精神的にもひじょうに不安定になり、イライラが募ったりします。
こうした症状は、過度のストレスなどによって、より深刻なものになることから、手近なところでは日常習慣の改善によっても、ある程度は緩和されるといわれています。食事においてはコメやパンなどの炭水化物をできるだけ摂取するようにし、無理な炭水化物抜きダイエットなどは控えて、体に適度な休息と栄養を補うようにすることが大切です。カフェインや塩分のとり過ぎ、その他香辛料などの刺激物なども、体に負担がかかるためよくないとされています。夜更かしをせず、睡眠時間をたっぷりとるということも必要です。
日常習慣の改善のほかに、マーベロンのような低用量ピルを服用することも、症状緩和に大きな効果が期待されます。一般に低用量ピルは避妊を目的としていますが、従来の製品より副作用も少なく、PMSの症状緩和の目的で処方されることも多くみられます。マーベロンには女性ホルモン同様のはたらきをもつ成分が含まれるため、これが体内のホルモンバランスを調整して症状緩和に役立つのです。ただし、服用後2週間程度で消失するとされていますが、マーベロンの副作用として、吐き気や頭痛などは比較的多くみられます。副作用の発現には個人差がありますが、あまりに不快なようであれば製品が合わないこともありますので、他の手段を検討したほうがよいでしょう。